2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

梅の華

我が家の玄関をでて北の方角に90メートルばかり歩くと竹林があり、その竹林の手前に誰が植えたか一本の梅の木がすっくと立っています。 観賞用ではない梅は弐階建ての家の屋根に比肩するほどの高さがある大きな木です。その梅が旧暦のお正月に白い花を咲か…

海南島

新暦の正月は自宅で迎えるのが常ですが、一度だけ海外で新年を迎えたことがあります。 20年以上も前のことですが年末12月30日に香港に行き31日の夕方便で中国の海南島に移動しました。 ホテルにチュックインしたのは午後10時過ぎだったと思います…

春節

今日は春節、やはり太陰太陽暦の正月がこないと心から年が明けたとは思えないのです。 年賀状に書く「初春のお慶び」「新春明けまして」の「初春」「新春」は旧暦のお正月でないと似合わない言葉です。 先日鑑定した方に旧暦の正月の話をすると「うちは旧暦…

南国宮崎

数年前に気分を変えたいという漫画家に「宮崎に行ってみたらいいのでは」と、宮崎行きを提案いたしました。 「どうして宮崎なんですか?宮崎のどこがいいんですか?」と問われ 「宮崎の空の色と透明感のある日の光がいいんですよ」そしてなにより「手軽に南…

4年ぶりの鑑定

「今後のことが心配なのでみていただけませんか」と予約の電話をくださった方は、4年前に何度か鑑定をした方でした。実に運のいい方で「あなたは鑑定の必要がない人ですね」といったくらいです。 4年ぶりにお会いして近況をうかがうと相変わらず人生全般が…

鑑定は心して

先月、一枚の葉書が届きました。平成12年ですから20年ほど前に何度か鑑定した方からの便りです。 遠方に引っ越しをされてからは疎遠になっていましたが、かつては御自宅にも招かれて御家族全員の鑑定をさせていただいたことのある方です。 時候の挨拶に…

命名の話

命名の話をもうひとつ。3年前のある日、出生届の期限まであと3日という御夫婦から命名の相談が飛び込んできました。こんなに差し迫った段階で命名の相談がくることは稀なことです。 いきさつをお聞きすると、もともと画数を気にする方で、子供の名前には吉…

命名

今、三組の御夫婦から子供の命名の相談を受けています。いずれも初夏に出産予定の方です。 そのうちの一組は第二子の命名で、最初のお子様の命名も担当させていただいたのですが、夫婦の考えがまったく違っていました。 母親の方は音重視、呼び名にこだわる…

富士山 十国峠と天下茶屋

十国峠からの富士山は秀逸でした。 伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・相模・武蔵・上総・下総・安房の十の国が見渡せることから十国峠の名がついただけあってその展望は天晴(あっぱれ)です。 前日は熱海に宿をとっていました。朝起きると眼前には青い海が広…

ブラタモリ余談 山賊の歌

番組のなかで三保半島がどうしてできたのかのくだりで子供の頃からの疑問がとけました。 小学校低学年の頃、バス遠足でガイドさんが教えてくれた「山賊の歌」が好きで今でもたまに口ずさむことがあります。ただこの歌の歌詞で理解できない箇所がありましたが…

富士山

ブラタモリ「初夢スペシャル 富士山・三保松原」をみて、なるほど一富士・二鷹・三茄子は縁起のいいことだなと理屈ぬきで思えたのは、三保松原から眺める富士山の映像のせいかもしれません。 正直なところ縁起がいいと知ってはいても初夢に一富士・二鷹・三…

一富士・二鷹・三茄子

NHKの「ブラタモリ」、この番組はときどき見るのですがタモリさんの地質に関する博識と目利きの鋭さにいつも驚かされます。そして今まで地質についてあまり関心がなかった自分の不明を恥じることが多々ある番組でもあります。 東アジアの都が風水によって…

初夢

長き夜の遠の眠りの皆目覚め 波乗り船の音のよきかな 一説によりますと正月二日、初夢の歌といわれるこの歌を書いた宝船の絵を枕の下において寝るといい初夢をみられるのだそうです。 宝船には恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋・福禄寿・寿老人の七福…